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私が愛する事ができる「物」は何か考えた
無条件で誰かに自慢する事ができ、熱く語る事ができ、そしてこれからも大事にしたいと思っている「物」・・・
答えは1分ほどで出た、ふるさとだ

遠くにいる人たち、体の不自由で外に出られない人たち、そんなみんなにありのままの今の野間を見てもらいたいと思った
それが始まりのきっかけだったが、次第に私の生きた印もついでに残したいという気持ちもムクムクとしゃしゃり出てきた
人間、スケベ心の固まりだ
あれもいいな、これもいいな


私は自分が子供に戻ったつもりでずっと作った
それは子供のもつ、心に訴えかけるパワーに少しでも近づこうと思ったからだ
元子供の自分にできないはずはない
そう理屈っぽく考えた時点で、子供には追いつけない事は明白だったのだが・・・


子供が見ている物はなんだろう
考えずとも、感じるように頭を回していた
結果、考えること自体が0点満点の答えだという事に気がついた
これは早かった、3秒もかかってない

昔のように一人で自転車をひっくり返しながら野間をうろうろしてみた
デジカメという友達が、こんどの私の生き証人だ
時に塩水につかりそうになり、時に谷底に落ちそうになり、といいように使った割には素直に見つめたものを奴は吐き出した
へーっ、と思った


郷土愛という単語を身近に感じるようになったのは、ホームページを作り始めて半年くらいだったと思う
見たもの、写ったもの、そのままに残してきた緑色のページを見ていたら、たった半年なのにとても懐かしく思った

半年も前になれば、そのとき何を感じていたかなんてとうてい思い出せない(私の場合)
そんな過去の自分の目と考えを見たとき、ふるさとっていいなあと素直に思った


きっかけは突然でも、思いつきでも、とにかくやってみると何かしら残るので面白い
+でも−でも、何もしないよりかはいい
+なら続けるべきだし、−なら修正すればいい


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